「打刻レス」勤怠管理のラクローが労務管理に関連する特許を取得しました

株式会社ラクロー（本社：東京都世田谷区、代表取締役：岩崎 奈緒己、以下「当社」）は、打刻レス勤怠管理サービス「ラクロー」に一部活用されている「客観的な記録に基づく労働時間の算出方法」について特許を取得しました。

■特許の概要

労働時間管理を行うシステムでは、従業員自らが打刻して労働時間を記録し、記録した労働時間を事後修正する場合には、直接時刻を入力することが一般的でした。一方、業務との関連が強い「客観的な記録」に基づいた労働時間管理においては、時刻を直接変更するのではなく、個々の「客観的な記録」について業務か否かの判断を行い、その判断を加味して労働時間を再集計する方法も考えられます。当社ではこのような労働時間の算出方法について特許を申請し、2019年11月1日に特許権を取得しました。

■ラクローにおける特許の活用

打刻レス勤怠管理サービス「ラクロー」は、業務と関連する客観的な記録に基づいた勤怠管理を実現するクラウドサービスです。現在客観的な記録として、「PC起動ログ」、「メール送信ログ」、「チャット投稿ログ」、「カレンダー情報」、「入退室ログ」が選択可能です。ラクローでは各種ログから労働時間を自動算出しますが、やむを得ない理由によって労働時間の修正が必要な場合を想定し、労働時間の修正手段も提供しています。

労働時間の修正は、時刻を直接変更する方法に加え、個々のログに対しての判断を変更して間接的に労働時間を修正する方法も提供しています。具体的には、客観的な記録としてカレンダー予定を採用している場合に、個々の予定について非業務という判断を登録することができ、その結果を踏まえて自動的に労働時間の再計算が行われるようになっています。

今後はカレンダー予定以外のログへの適用拡大や入力インタフェースの改善に取り組んでいきます。

■特許詳細

発明の名称：労務管理システム
特許番号　：特許第6606651号
特許登録日：2019年11月1日

■会社概要

株式会社ラクロー
https://www.raku-ro.com/about
所在地　：東京都世田谷区奥沢7-5-13
設立　　：2019年7月
代表者　：代表取締役　岩崎 奈緒己
事業内容：勤怠管理サービスの企画、開発、販売、運営
関係会社：株式会社ソニックガーデン

＜本プレスリリースに関するお問い合わせ先＞
https://www.raku-ro.com/inquiries/new