打刻の面倒臭さを、ストレスフリーな「打刻レス」で解決(株式会社 MUZIKA様の事例)
- 勤怠管理サービス変更
- 業務改善
- コンサルティング・デザイン
株式会社 MUZIKA
従業員数:3名
事業概要:アートディレクションとグラフィックデザインを通して、クライアントや社会の課題可決を担う会社。主にCI(コーポレートアイデンティティ)、WEB、映像、UI(ユーザーインターフェース)などを手掛ける。クライアントが抱える課題を共に洗い出し、その解決に必要なコミュニケーションツールを提供していくクリエイティブディレクションが特徴。
打刻ツールにて勤怠管理をしていた株式会社 MUZIKA様。毎日の打刻はとても面倒で、何より忘れがちなものでもあります。打刻よりも楽な勤怠管理ツールとしてラクローを導入していただきました。ラクローにしたところ、どのような変化があったかなどをインタビューしました。
ストレスフリーな「打刻レス」
ーー最初に、会社と事業の紹介をお願いします。
戸取様:アートディレクション、グラフィックデザインを中心にブランディングやデザインワークを担っています。アウトプットとしては、WEB、映像、CI(コーポレートアイデンティティ)やUI(ユーザーインターフェース)など多岐にわたります。
ーー創業以来ずっとグラフィックデザインを?
戸取様:そうですね。ずっとグラフィックデザイン中心にやっていますが、少しずつ社会やクライアントに対しての役割が変化しています。業界の言葉でいうとクリエイティブディレクションなんですが、アートディレクションとはまた少し違い、課題解決といいますか、直接デザインを提出するというよりクライアントの抱えている課題を解決するためのコミニュケーションの提案、そのために必要なツールの作成をしています。
ーーラクローの導入前に持っていた労働時間管理の課題について教えてください。
戸取様:一番は打刻の面倒臭さと打刻忘れですね。
ーー実際にラクローを使ってみて、どうでしたか?
戸取様:打刻の煩わしさがなくなったのが一番ですが、有給残数などについても社長から直接伝えなくて済むところも良いと思いました。
ーーどういうことでしょうか?
戸取様:小さい会社だと、良くも悪くもすぐ横に社長の顔があったりして、給与や有給を「社長があげてる感じ、社長からもらっている感じ」になりやすいと思っていました。本当は給与も有給も当然の権利なのに、"頂いている”"与えている”ような関係になることがあまり好きではなくて。なので、ラクローというシステムが客観的な第三の管理者として「あと何日」と表示してくれるのがいいなと思っています。
朝一番、「花への水やり」も効率的に労働時間として記録
戸取様:他には、例えば始業時間を10時に設定してる際、10時半にPCを開けたとしても始業時間の記録は10時になるっていう機能がありますよね。弊社では朝、植物に水をやる時間があるんです。なのでラクローはPCの起動時間を労働時間として記録しますが、朝一番にPC開ける動作しなくてもいいのがとても助かってます。
ーー出社して即PCを開けるのではなく朝に掃除や会議をする会社の場合、毎回10時過ぎてのPC起動の記録に対して修正するのが面倒だろう、ということでその機能をつけました。一方で、例えば始業前にPCログがついたとしても、始業が10時だから10時にする「残業時間のまるめ」は未払いの可能性が生まれてしまうため対応してないです。そのリスクを作らないことが今の時代、会社を守ることになるのではと考えています。
戸取様:そこまで理念が設定にはいってるんですね。アラートが出るのもいいですよね。軽くお尻を叩かれているような感じがあって(笑)。逆になんで労働時間が超過してるのか業務管理や見直しをする癖がつくのでそれもすごく良いなと思います。
PCを私用で使用する際の課題
ーーラクロートライアル期間中の感想や、悪かったところなどありますか?
戸取様:これはどうしようもないとは思うんですが、PCを私用で使用している時など何かもっとうまく対処できないか、と思いました。会社から貸与しているPCを持ち帰り、私用で映像等観ることもあるので。
ーーなるほど。今後は、Slack連携を強化して、Slackのアクセスログを労働時間の参考として使えるように開発中です。この機能が実装されれば、PCを私用で使っていても、仕事で使っているSlackのアクセスログから労働時間を算出しやすくなるかもしれません。
より良いツールを常に選択していきたい
ーーラクローの導入を決定したポイントは何でしたか?
戸取様:「ラクローで自動で算出された労働時間を修正する」と「毎日打刻する」では、どちらが楽かで総合的に判断しました。基本的に、より自分たちに合ったサービスを継続して探しているんです。これは全てにおいて言えるのですが、より便利なものがあれば切り替えるという発想でいます。契約の縛りもなかったので気楽に始められました。
ーーラクローはその会社にとってより良いツールを使っていただくのが一番だと考えています。データを取り入れやすく、また取り出しやすく、という形で開発しています。
MUZIKAのこれからの展望について
ーー最後に今後、人事労務面で力を注いでいきたいことがあれば教えてください。
戸取様:会社としては、自分も含め人材教育に注力しています。会社のキャッチコピーを「Niche & Sense」と定めていて、大きなマスに向かっていくのではなく、メンバーそれぞれの特殊能力をコアに、他の会社ができないことに焦点を絞ってリソースを提供することで需要が最大限になると考えています。
ーーニッチというのは具体的に技術の領域でしょうか?それとも自分の詳しいジャンルについて?
戸取様:そうですね。アプリケーション等を操作できる技術もとても大事なことですが、なにかちょっとした作業の中に、例えばアニメーションに関しての素養を見つけた場合、それが活きるプロジェクトに積極的にアサインしたり、と核になるエッセンスを見つけそれを膨らます感じです。その上で、クライアントとは一回の仕事で完結するのではなく、ともに成長していくために何ができるのかを一緒に考え、長いお付き合いを構築していけると良いと考えています。
ーーお互いが発展していく関係性をラクローも目指しております。本日はお時間いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。